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風と帆に導かれて──カナリア諸島、永遠の春を巡る旅

  • 榎本 律子
  • 7月15日
  • 読了時間: 2分

更新日:7月16日

冬のヨーロッパが静けさに包まれる頃、カナリア諸島はまるで別世界のように、陽光と色彩に満ちています。スペイン領でありながら、アフリカ大陸の西に浮かぶこの群島は、「永遠の春」と称される温暖な気候と、火山が生んだ雄大な自然、そしてどこか懐かしい人々の暮らしが息づく場所です。そしてこの度、ウインド・スピリットの新航路が発表になりました。


2026年冬、Windstar Cruisesの帆船「ウインド・スピリット」が、この魅惑の諸島を巡る新たな航路をスタートさせます。全長わずか134メートル、乗客定員148名のこの小型帆船は、大型客船では訪れることのできない小さな港や入り江へと、そっと寄り添うように航行します。

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小さな島々に宿る、大きな物語
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新たに加わる寄港地には、金色の砂浜が島全体を包むマデイラ諸島のポルト・サント島や、観光地化されていない素朴な魅力を残すエル・イエロ島など、旅慣れたヨーロッパの人々にも新鮮な驚きを与える場所が並びます。

たとえば、ラ・ゴメラ島では、霧に包まれた原始の森「ガラホナイ国立公園」へ。ここでは、島独自の口笛言語「エル・シルボ」の実演を聞くこともできます。テネリフェ島では、ユネスコ世界遺産の街ラ・ラグーナを歩き、地元の家庭でのランチに招かれるという、まるで暮らすような体験も。


新年を花火で祝う、特別な夜
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2026年12月31日には、マデイラ島での特別な年越しイベントも予定されています。世界的にも有名な花火大会を、船上から眺める贅沢──それは、人生の記憶に残る一夜となることでしょう。



この旅が特別な理由
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Windstar Cruisesでは、2025年9月30日までにご予約いただいたお客様に、Wi-Fiやアルコール類、チップを含む「オールインクルーシブ」特典を無償でご提供。また、1室あたり最大200ドルのオンボードクレジットも進呈されます。

ウインド・スピリット」は、帆を広げて風を受けながら静かに進む、まさに“旅そのものを味わう”ための船。喧騒から離れ、自然と文化に身を委ねる時間は、日々の忙しさを忘れさせてくれることでしょう。




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