ウインド・スター
三角帆のスクーナ型帆船が走る姿は、クルーズファンの憧れの的。帆船ウインドスターは、主に夏の地中海とエーゲ海、カナリア諸島、冬の中南米、コスタリカ・パナマ運河クルーズに配船されている。2023年に大幅にリノベーションされ、2026年にも改装を予定しています。
数多くのリピーターをお迎えしているウインドスターは、ヨーロッパのデザイン会社が内装を担当。全室オーシャンビューで、148人のゲストに対し101人のクルーが乗船しており、クルー1名あたり1.3名のゲストにサービスを提供する高いサービスレシオを誇ります。天気の良い日に帆船の上で開催するバーベキューは、乗客が少人数であるメリットを活かした、楽しいひと時を演出。乗客同士の会話が自然に始まる雰囲気で、居心地のよい行き届いたサービスを提供しています。
ウインドスターの全フリート同様、操舵室への訪問も許可されています。
シップ・データ
改装年:2023年
乗客定員:148名
乗務員: 101名
サービス用デッキ: 4デッキ
船籍: バハマ
全長: 110メートル(バウスプリットを含み134メートル)
喫水: 4.1メートル
全幅: 15.8メートル
総トン数: 5,307総トン(grt)
帆:コンピュータにより6枚の三角帆をセルフファーリング、総面積約2,600平方メートル、ダクロン製
マスト:4本(高さ62メートル)
エンジン: 3基のディーゼル電気発電、1基の電気推進モーター
速度: 10ノット(エンジン)最大15.8ノット(風とエンジン)
ゲストの心を惹きつけるサービス、
帆船でありながら多彩なダイニングオプション
手厚いサービスと心のこもった気の利いたおもてなしで定評があるウインドスタークルーズは、全世界にその良さを知られており、乗船客の7割以上がリピーターです。自然と始まるゲスト通しの会話、クルーとの絶妙な距離感が居心地の良いクルーズ体験を創り上げます。操舵室への訪問も許可されており、経験豊富なキャプテンや航海士たちとの朗らかな会話も楽しめます。このサイズの船ならではのとっておきの寄港地の数々をお楽しみください。この船が帆を広げた時、黄金比率を用いたかのような美しさを感じます。
パブリックエリアは、ヨットスタイルにふさわしくオーク材などを使い、室内装飾品、スタイリッシュな高級家具、照明、壁材、カーペット、天井仕上げ、窓周辺、床材など完全に新たなインテリアになります。色調にも配慮がされ、シックでありながら居心地の良い空間を感じられるような砂や海洋をイメー ジできる色合いを組み合わせています。温かい海域において沖留めする場合、天候が許せば船尾のマリーナがオープンし、シーカヤックなどのマリンスポーツが無料で楽しめます。
ウインドスターの特徴は、少人数であるが故に、ハイエンド志向のクルーズ仲間と気さくに声を交わせる雰囲気であること。またアジア気質のクルーたちによる自然なおもてなし精神がゆとりのある時間を創り出します。乗客は異口同音に、この船の居心地の良さを知ったら、大型船では満足が出来なくなると言います。パナマ運河を航行するときは、船のデッキから船体の左右景色を同時に目視できるため、ガイドの説明と共に左右に広がるパノラマをお楽しみいただけます。
全客室がオーシャンビューで、ステートルームの広さは、18㎡~で機能的に作られているのが特徴で、24時間無料のインルームダイニングをお楽しみいただけます。ステートルーム以外に、オーナーズ・スイートが1室用意されています。
多彩なダイニングオプションをご用意されています。クルーズ中の天候が許せばウインドスタークルーズが誇るシグネチャーBBQもあり、メインダイニングでは驚くほどバラエティ豊かなお食事を選べ、ラウンジやバーでは寛ぎのバータイムを楽しめます。